観るフットサル

フットサルに関して、戦術等を通してその魅力を書き連ねていくだけのブログです。

サッカーのボランチとは違う「ボランチ」 (1)

こんにちはー。

不定期更新ですけど頑張ってまーす。

先日早稲田大学で早稲田ラグビー戦術研究会というサークルが発足したとの情報をツイッターで拝見しました。

twitter.com

個人的には羨ましいな~という感じです。

フットサルはマイナーすぎるとしても、サッカーの戦術研究会なんてあったら良いなぁと思います。

企画する勇気も元気もありませんが、個人的に戦術に関して議論したいなんて人がいれば是非お声掛けくださいー。

 

 

さて、今回のテーマはずばり「ボランチ」です。

タイトルにも書いてありますが、サッカーのボランチとは違うんですよ。

では一体フットサルでのボランチとは何なのか。

言葉で説明するよりも見てもらった方が早いので動画をどうぞ(笑)。

 

 

参考動画


横パラ

 

なんとなくこういうものかなぁ、というイメージは掴んでいただけたのではないでしょうか?

ここで少々ややこしいことに気づいた人もいると思います。

私は自分でボランチを紹介するだなんて言っておきながら「横パラ」と銘打った動画を出しました。

この2つは似ているようで別物だと個人的には考えていますが、正直正解は分かりません。

自分なりの解釈を通してボランチ、横パラについて話していこうと思います。

 

 

(1)そもそもの認識として

 

非常に難しい話になりますが、「戦術」というものについて皆さんはどのような認識をお持ちでしょうか?

これに関しては正直自分も良く分かっていません。

そもそも自分は細かいことを気にしないタチなので面倒臭いことはほっておきがちなのです(笑)。

巷では簡単に「この戦術は・・・」とその言葉を使っていますが、しっかりとその意味を認識しながら使用している人は少ないんじゃないのかなと思います。

意味というと誤解を招きかねませんが、要は枠組みです。

難しい話ですね(笑)。

私たちは「動物」と「生物」と「生命体」なんかを当たり前のように使用していますが、どこからどこまでが動物でどこからどこまでが・・・(以下略)という部分を既知という前提で話しています。

正直自分も曖昧な部分です(笑)。

それは私たちが「言葉」というラベリングを使用している段階でどうしても起きてしまう現象なのですが、なるべくその認識に差異がないようにしなければなりません。

それはスポーツにおける用語についても同じです。

 

さて、頭が混乱してきたかもしれないのでもう一度話題に戻ってみますね。

「戦術」とは何か。

正確に定義しようとすると非常に大変ですが、色々な経験を踏まえた上で簡潔に言うと「戦略を実行するための具体的な集団的アクション」とでもなりますでしょうか。

割と適当に言ってるだけなので意見・批判大歓迎です(笑)。

まぁ、細かいことはどうでもいいんです。

大事なのは「戦術」という言葉は定義がとても広いんです。

ワンツーも戦術の1つです。

3人目の動きも戦術の1つです。

ゲーゲンプレッシングも戦術の1つです。

私の勝手な想像かもしれませんが、日本人はこの便利な「戦術」という言葉を多用して戦術の具体的な中身を整理することがあまりできていないように感じます。

 

長々と話してきましたが、この弊害がボランチとは何ぞや?横パラとは違うのか?ということです。

戦術の集合関係として以下のような風に考えてみるとします。

 

個人戦術<2人組の関係<グループ戦術(3・4・5人)

 

あくまで個人的な考えなのでこれが絶対ではないですよ(笑)。

ここで次のような個人戦術(要は選手の動き方)を考えます。

 

f:id:giriguro:20180415135342p:image

 

これはパラレラの動きを逆再生した動きだと考えてください。

先程見た動画で何となくイメージはあると思います。

 

ここでボールホルダーに対しこの動きを行い、その選手に対してパスを出すとします。

 

f:id:giriguro:20180415135328p:image

 

これが「横パラ」です!

パラレラは縦に出しますが、それが横向きになっているので横パラというネーミングがついているんだと推測しています。

これはカテゴリーとしては2人組の関係に当たると思います。

 

 

一方でこの個人戦術を利用したグループ戦術(3人・4人・5人)を総称して「ボランチ」と呼んでいるんだ、と私は思っています。

ちなみにボランチは「コリンチャンス」という別称を持っていますが、これは完全にボランチと同義と考えて良いと思っています。

 

つまり、

 

名称不定の動き(個人戦術)<ボランチorコリンチャンス(グループ戦術(3人・4人・5人))

 

といった関係になっているのではないなかなと推測しています。

 

ここで注意していただきたいのは

ボランチならば必ず横パラを使っているというわけではないことです。

横パラはあくまで名称不定の動きを行った選手にパスが出るという特定の状況のことを指しており、ボランチはそれ以外の状況も含めたグループ戦術だと考えれます。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

すみません、非常に難しい話になってしまったかもしれません。

正直自分も頭がそんなに良いわけではないので混乱している部分もあるとは思いますが、とりあえず思いの丈を書いてみました。

このボランチに関しては混乱される方も多いみたいなので、そういった人の手助けとなれば良いかなと思います。

でも、ちょっと意味分かんないかも(笑)。

まぁまぁ、細かいことは忘れて次回からは具体的にこのボランチについて見ていこうと思います。

どうぞ最後までお付き合いを!!(; ・`д・´)