観るフットサル

フットサルに関して、戦術等を通してその魅力を書き連ねていくだけのブログです。

「偽ピヴォ」が創り出す非対称性 (2)

こんにちはー。

もうすぐ新学期が始まるということで億劫です...。

今年こそはしっかり生活習慣を整えて卒業に向けてちゃんと単位を取りたいなと思っております。

頑張ります。

 

さて、前回まで「偽ピヴォ」について説明をしてきました。

偽ピヴォによって非対称性が生まれ、サイドによって狙い所が変わってくるんでしたね。

ではこの偽ピヴォシステムで使われる主要な崩しのパターンについて説明していきましょう。

(ひたすらグダグダ並べるだけなので、面白くないと思います。興味ない人は注意してください。)

 

(1)偽ピヴォサイド

 

①偽ピヴォの反転シュート

偽ピヴォもピヴォと役割は同じです。したがって昔ピヴォについて説明した時と狙いどころは同じなんですね。

復習しておくと①落とし②反転シュート③やり直し、でしたね。

つまりこの反転シュートも偽ピヴォダイヤモンドにとっての立派な武器となります。

 

参考動画


定位置(ダイヤモンド、偽ピヴォ当て、外側ターン、反転シュート、フェラオ)

 

 

 

②偽ピヴォからの落とし

こちらも先程と同様です。

中央に構えるピヴォからの落としに比べるとゴールまでの距離が遠いので少し入りにくくはなりますが、これも立派な武器となります。

 

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参考動画


定位置(ダイヤモンド、偽ピヴォ当て、3人目の動き、落とし、ミドルシュート)

 

 

③偽ピヴォとのワンツーor3人目の動き

偽ピヴォはサイドに張っているため逆サイドはもちろん、中央のスペースも空いていることがあります。

このスペースを上手く突くのがこの項目にあるワンツーや3人目の動きとなります。

これを成功させるには相手チームが中央のスペースを消さないうちに素早く中央に走り込むことです。

 

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参考動画


プレス回避(囲い込み、偽ピヴォ当て、縦ワンツー、疑似カウンター)

 

 

④エル

エル?何それ美味しいの?って感じやと思います。

エルというのはフットサルでは割とメジャーな戦術で、簡単に言えば②と③の良い所どりって感じです。

よく分からないと思うので図で表しますね。

 

このようにアラの選手が中央のスペース目がけて走ります。

 

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パスを出せなかったとします。

この時にフィクソの選手が空いたスペースを活用して落としを貰いにいくのです。

 

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そして中央に走り込んでいたアラの選手はファーへと移動し、ファーに向かって蹴られるシュートを押し込みます。

 

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これが俗にエルと呼ばれる動きです。

フットサルをしている人は覚えておいて損はない動きだと思います。

 

参考動画


エル②

 

 

 

 

(2)偽ピヴォの逆サイド

 

①アラーフィクソ間の横ワンツー

逆サイドのスペースを突くためにはドリブル以外には2人組の関係で崩すことが大切になってきます。

2人組の関係の代表例はワンツーなんですね。

ただ、個人的にワンツーを横と縦で分けているので今回は横ワンツーと表記してあります。

ワンツー自体はシンプルですが、決まると強力ですので頭の中に入れておきましょう。

 

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参考動画


プレス回避(カーテン、フィクソのカーテン、フィクソのフィンタ、横ワンツー)

 

 

②フィクソのパラレラ

2人組の関係が大切だと先ほど言いました。

実は過去記事で2人組の関係を紹介しているんですね。

そのうちの1つがパラレラです。

皆さん覚えていますでしょうか?

図でも書いておくので思い出しておいてください(笑)。

 

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参考動画


定位置(偽ピヴォ、バックカット、ケブラ、パラレラ、ボレーシュート)

 

 

③フィクソのジャグナウ

②のパラレラと同様です。

ジャグナウもスペースを上手く活用する動きの1つです。

こちらも図で思い出してくださいね。

 

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参考動画


定位置(偽ピヴォからクワトロへ、ジャグナウ、1対1、面、こぼれ球)

 

 

④そのほか諸々の2人組の関係(アラーフィクソ)

まあ言ってしまえばほとんどの2人組の関係が有効となってきます。

上げていくとキリがないので残りは自習ということで(笑)。

(なんじゃそりゃ)

 

⑤2人組の関係(アラーアラ)

フィクソだけではなく、逆アラと2人組の関係で崩すという選択肢もあります。

細かい部分はこちらもやはりキリがないので省略しますが、どのように2人組の関係を築くかを図に書いておいたので見てください。

 

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参考動画


ダイヤモンドによる崩し(逆アラ、パラレラ)

 

⑥ドリブル突破

もちろんシンプルにドリブルをすることも可能です。

縦のスペースは大きく空いているはずですから、抜いた後のカバーリングにあう可能性が低いので積極的に仕掛けられます。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

省略多すぎ!ですね(笑)。

また細かい部分はクローズアップして取り上げようかなと思っています。

2人組の関係についてはこれからの記事でも紹介していくと思うので興味のある方はそちらを参照してください。

 

これまで偽ピヴォというポジション、システムについて詳しく見てきました。

実際の試合ではただのダイヤモンドではなく、このように偽ピヴォを置いていることもあるので是非注意して見てください。

 

 

 

 

どうでもいいんですけど、偽ピヴォってピヴォの偽物ってことなんですよね?

ちょっとネーミングがかわいそう(笑)。