パラレラ ~スペースを追求した先に~ (1)
こんにちはー。
最近そろそろフットサルの話してる暇があったら就活しないと・・・、と焦ってきております。
個人的にはフットサル以外にもサッカー・バスケ・ハンドボールといったスポーツも研究(?)のような感じで観戦したいなと思っているのですが、どのようにプロの試合の動画を保存すれば良いのか分からず困っております。
サッカーはやはりスペインリーグが観たいですねぇ。
日本人選手のいるチームもいますし見ごたえがありますね。
フットサルもマグナという強豪チームに吉川選手がいたのですが、昨シーズンくらい?に帰国しています。
早くスペインで活躍する日本人選手がいっぱい出てきてほしいですね。
余談が長くなってしまいました(笑)。
今回はパラレラと呼ばれる動きについて色々と話していきたいなと思います。
パラレルワールドなんて言いますしなんとなく意味が分かる方も多いと思いますが、このパラレラは「平行」という意味です。
まぁ、何と平行なのかが大切ですね。
答えはサイドラインです。
人とボールがサイドラインに平行に動いている様子をパラレラと呼んでいます。
この動きはフットサル界では非常に有名で、フットサルをやっている人は覚えておいて損はない動きだと思います。
もちろんこの動きはフットサルだけではなくサッカーなど色々なスポーツで使われています。
ただ、その動きに名前があることを知っている人は少ないのではないでしょうか。
サッカーの人だと「あー、縦に動くあれね(笑)」といった感じで把握されてるかと思います。
さて、実際にその動きについて見てみしょう。
これは私がパラレラのシーンを集めた動画です。
長いので何個か見たら飛ばしてくれて構いません。
どうですかね?
なんとなく意味は分かりましたかね?
サッカーだとサイドライン付近ではゴールまでの距離が遠いのでシュートではなくクロスボールをあげることになります。
このパラレラ。
フットサルの場合、どうしてもピッチが狭いので後ろから来るボールをそのままシュートするという場面が多いです。
しかしこれがなかなかに難しい。
私は経験も本当に薄く且つ運動音痴のため今でもこのパラレラの動きは苦手だったりします(笑)。
動きだけならできるんですけどね(笑)。
上手くなりたいなぁ。
さて、そんなパラレラですが何気ないパスにもフットサルならではの心遣いが詰まっていたりするんです。
さっきの動画でやけに浮き球が多くなかったですか?
これはボールの受け手への配慮によるものなんですね。
上手い選手は本当にこの配慮が抜群なんです!
もちろん時と場合によるんですけど。
何度も言っていますがサッカーとフットサルにとってスペースの大きさの差というのは想像以上に大きいです。
サッカーでは気にしなくても良かった部分がフットサルでは必須になってきます。
後ろからくるボールに追いつき、上手くキックするタイミングを合わせるというのはとても難しいことです。
サッカーなんかではある程度すればボールの勢い止まってくれるのですが、フットサルではボールの勢いが落ちる前にボールがピッチラインを割ってしまいます。
そこで浮き球の登場です。
浮き球というのはグラウンダーのボールに比べて勢いが落ちやすいです。
これは受け手にとってとても大きなことなんですね。
後ろから来るボールにタイミングを合わせるよりも勢いが止まりかかっているボールに追いつくという形の方が明らかにキックのしやすさが違うのです。
さらに視野の面でも差がでます。
後ろから来るボールにはなかなか目を離せませんが、浮き球に追いつこうとするときはちらっと逆サイドやキーパーの位置を確認することができます。
これだけでも大きな差になっているわけです。
このパラレラという動きは特に難しい発想の戦術ではありません。
本能的にスペースを追い求めた結果であると言えます。
それについて次に詳しく話させていただこうかなと思います。
ありがとうございました(-ω-)/
(続く)