複雑化した渦が創り出した「ねじれ」 (1)
こんにちは。
はたまた渦関係です(笑)。
いやお前、渦しか引き出しないんかよ!って感じですね(笑)。
まあまあ、呆れながらも続きを見てやってください(笑)。
((笑)3連発(/ω\))
いままでの記事を読んでくださった方は既に分かっていると思いますが、ボールを保持する上で「渦」がキーワードとなっています。
その理由は効率を求めた結果でしたね。
この効率というのはとても大切です。
選手は効率良く動くことで目的を達成できるので覚えやすく、実際の試合で体現しやすい。
プレーする側にとってはとても大切な要素です。
しかし
あまりに効率が良すぎるとそれは単純すぎてディフェンスも段々と対応してしまいます。
これでは本末転倒というわけです。
真の目的は相手ディフェンスを打破することですから。
そこで渦は、その性質を保ったまま複雑化を図ります。
渦を複雑化するだなんて、どうするんでしょうか?
答えはその数です。
1つの渦を構成する選手は同じタイミングを共有することになります。
つまりディフェンスとしてはこの渦を把握してしまえば相手の動きが予測できてしまうわけです。
ならば・・・
渦を2つ作ってしまえば良いではないか!
フィールドプレイヤーは全部で4人です。
つまり2人と2人に分けることで渦を2箇所に創り出すことが可能となります。
ここで注意しなければいけないのは2人組で渦を作るときの距離感です。
距離が少しでも間延びしてしまうとローテーションに必要な時間が大きくなってしまいます。
これでは本来追及していた効率性が失われてしまう訳です
そこで登場するのが「クワトロ」です。
皆さん覚えていますでしょうか?
台形、おわんがたのような形をしたフォーメーションのことです。
数字では4-0で表されます。
このクワトロの特徴は何と言っても選手同士の距離感にあります。
そう、2つの渦を作るにはうってつけな訳ですね。
では、実際に2つの渦を作ってみましょう。
はい、シンプルな2つの渦ができました。
もちろんクワトロの動きは色んな動きのバリュエーションが存在するのですが、写真に上げたような渦の作り方はとてもオーソドックスなので、試合中に観ることができることも多いです。
そして渦はさらなる複雑化を求めて進化します。
それが「ねじれ」の発生です。
(続く)