「エル」に見る渦
こんにちはー。
お久しぶりです。
更新を長いことサボってしまい申し訳ありません。
大学生活の方で色々と忙しくなかなかブログ書く暇がありませんでした。
いや、暇はあったかもしれませんが気力が無かったです。
すみません、まだ忙しい時期が続くので更新は極めて不定期になってしまいますが是非長い目で待っていただければなと思います。
それはそうと眠いです。
最近睡眠障害がひどくて15時起きとかざらです。
頑張ってリズムを直さねば...。
そういえばそろそろ私の地元の関西リーグが開幕します。
今年こそはヴァクサ高槻には優勝してほしいですねー。
ミキハウスやSWHなど強豪がひしめいていますが、ヴァクサならやれると信じています。
高槻開催もあるのでそれは観に行こうかなと思っています。
是非興味のある方は一緒に関西リーグ観に行きましょう!
さて、今回も質問箱に来た質問への回答を兼ねた形になります。
今回のテーマの元となった質問はこちらです。
Lへのパターンですか...。
— グロッケン(桐灰) (@giriguro) 2018年5月8日
あまり考えたことなかったですね。
分かりました、エルについてはいつか書こうと思っていたので、今度記事しようと思います。 #peing #質問箱 https://t.co/UPyOuonIjx pic.twitter.com/KxsVtu8VDi
そもそもエルって何やんねん、って方もおられると思いますので、まずは基本的なエルの概念
から説明していき、そこから派生する形を紹介するという風な流れにしようかなと思います。
正直綺麗なエルってあまり見かけたことがないので参考になるかは分からないんですけど...。
(1)エルとは
はい、そもそもエルって何やねんって話ですね。
エルというのは3人で行う攻撃の際の戦術になります。
恐らくフットサルの戦術というと何となく「エイト」や「エル」が思い浮かぶほど割と有名な戦術になってきます。
過去の偽ピヴォの記事でも取り上げたことがあるので覚えている人もいるのではないでしょうか?
具体的な動きを見て行きましょう。
まず、今回は分かりやすいように次のような偽ピヴォダイヤモンドを前提とします。
ここから偽ピヴォにボールを出したとします。
ここで、アラの選手はゴール前へと走りこみます。
偽ピヴォの選手はもちろんここでパスを出せるのがベストですが、これが上手くいかなかいこともあります。
そこでこの流れを止めないためにアラが抜けたスペースへフィクソが侵入します。
そして偽ピヴォがそこにボールを落としダイレクトでフィクソがシュートを打ちます。
この時、中央へ抜けて行ったアラの選手はできればファー詰めへと入ります。
以上の一連の流れをエルと言います。
割と流れ自体は短くてシンプルかなと思います。
ただ、実際にこれをしっかりと頭の中に落とし込むことは意外と難しいです。
一応参考動画を貼っておきますのでイメージを掴んでいただければなと思います。
ハイキックイン(チョンドン、クロス、偽ピヴォ当て、エル、ミドルシュート)
(2)エルが持つ渦の性質
さて、エルについての基本的な説明が終わった所で少し幾何学的な側面からこの戦術を眺めてみましょう。
エルが実際に決まるとなぜ美しいのか。
それはそこに流動生が生じているからなのですが、その流れが一定方向にあるからだと思います。
タイトルからも何となく想像つくかと思いますが、要はその流れが渦を巻いているような形になっていると私は思うのです。
この方向に渦を巻いていると考えると逆アラはどのような動き方をするから何となく想像がつくかと思います。
実際、このエルの動きをした時は逆アラは基本的にカバーリングの位置に入ることが多いです。
つまりこの渦の概念がエルという戦術における大きな要素となっているように感じます。
(3)1個飛ばしからのエル
エルというのは結果的に偽ピヴォを固定した状態で渦を巻きます。
つまり偽ピヴォにボールがあれば良いのでそこまでの形は何もアラからのパスである必要性はありません。
そこでサイからの1個飛ばしと組み合わせたエルを行うことが可能になります。
図で説明していきます。
まず、偽ピヴォの状態を仮定します。
ここでアラがサイの動きを行います。
フィクソから偽ピヴォへ1個飛ばしのパスを出すと同時に飛ばされたアラは一気にファーサイドへと走ります。
フィクソはこれを受けてエルの要領でスペースへと侵入し、後はシュートを打つのみです。
どうでしょうか?
今まで見たことのある戦術のコンボ技といった形になっているかと思います(笑)。
因みにこの1個飛ばしをした後アラがファーに抜ける動きはジャグナウとも考えることができますから、そう考えるとピヴォから直接ファーへパスといった選択肢も考えられるようになってくると思います。
参考動画
結果的にエルにはなっていませんが、なんとなくイメージを掴んでいただければ・・・。
ハイキックイン(チョンドンの形、1個飛ばし、偽ピヴォ当て、3人目の動き、エルっぽい)
(4)アラアラのエル
エルでは偽ピヴォを固定した状態での渦が巻くということは何度も言っていますが、ここで渦の大きさを変えることで新たなパターンが生まれます。
どういうことかというと、今まではアラフィクソアラの3人を巻き込んだ渦について見てきましたがこれをアラアラの2人だけの渦に変えるのです。
どうなるか具体的に見てましょう。
今まで通り偽ピヴォダイヤモンドを基準とします。
ここで偽ピヴォにボールを出した後アラが抜けます。
この動きによってできたスペースに今まではフィクソが入り込んで行きましたが、そうではなく逆アラが入り込みます。
そしてそこからはシュートでファー詰めというお決まりのパターンですね。
エルというのはこのように関わる選手によって変化が可能かと思います。
アラアラのエルはどうしても偽ピヴォがキープする時間が長くなってしまうのとシュートの態勢が少し厳しくなりますが、その分決まった時は威力は高いように感じます。
参考動画
(5)アイソレーションにおけるエル
これに関しては先程紹介したアラアラのエルと形がほとんど同じになります。
違うことと言えばボールホルダーの態勢です。
今までは偽ピヴォがボールをキープする形として見てきましたが、これをディフェンスと正対した状態で考えます。
つまり次のような状態です。
ここからアイソレーションのために近くの選手が離れます。
それとは逆に、逆サイドの選手が近づきに行き空いたスペースへと入り込みます。
もう分かりますね(笑)。
お決まりのファー詰めです。
どうでしょうか?
これも一種のエルと考えられるのではないでしょうか。
是非参考にしてみてください。
参考動画
2:28~からの場面になります。
因みにこれがこの試合の決勝点となっています。
Futsal Cup highlights: Inter v Barcelona
ということで今回は以上となります。
今までとは違った側面から「エル」について眺めることができたのではないでしょうか?
私はエルの本質は渦にあると考えています。
是非普段からこの渦を意識していただきたいなと思います。
ブログ更新は頑張って間が空かないようにはしようと思いますが、どうぞ忙しいんだなと思ってなかなか更新できなくてもご了承ください。
何か要望等あればまた質問箱などで言っていただければと思います。
エントレリネアスについて動画を作るという話がありましたが、少々忙しいのでブログの記事で勘弁してください。
早いうちにエントレリネアス編を始めようと思っていますので。
では、さよなら〜。
今回の質問者さんへ。
記事を書き上げるのが非常に遅くなってしまい申し訳ありません。
それと質問内容はあくまでエルへの形だったと思うのですが、私の力不足であまりそのヒントとはなっていないかもしれません。
申し訳ないです。
少しでも参考になっていれば幸いです。
その時、何故彼らは抜けたのか (3)
こんにちは〜。
更新をかなりさぼってしまいました、すみません。
最近スペインのフットサルリーグではレギュラーシーズンが終了し、私の応援しているパルロというチームは残留を決めてシーズンを終えましたが上位8チームはプレーオフに突入しました。
個人的に準々決勝の中でも一番の注目だったカードはリーグ4位のハエン対リーグ5位のオサスナ・マグナです。
ハエンというチームは決勝戦でインテルを破りスペインカップを制覇したり国王杯でも決勝戦でバルセロナ相手に互角の戦いを演じるなど今年はかなり好調を保っており、リーグ制覇というタイトルに向けても自信を持って臨む形となりました。
一方のオサスナ・マグナは昨シーズンまで名古屋オーシャンズの吉川選手が所属していたチームで、今シーズンもエースのラファ・ウシンを中心に上位をキープしたままプレーオフへと突入しました。
両者のハイライトがあるので興味のある方はこちらをご覧ください。
果たしてどちらが先手となる勝利を手にしたのでしょうか・・・?(といっても動画の最初らへんでスコアが表示されてしまいますが(笑))
CA Osasuna Magna - Jaén Paraíso Interior. Cuartos de Final. Partido 1
さてさて、今回は「その時、何故彼らは抜けたのか」シリーズ第三弾となります!
改めて抜ける際の3原則を見ておきましょう。
①ボールホルダーへのプレッシャーの弱さ
②スペースの存在
③1個飛ばしのパスコースの確保
です。
どうでしょうか、思い出しましたか?
これらを頭において見て行きましょう~。
(4)クワトロのサイ
定位置(クワトロ、サイ、1個飛ばし、中央パラレラ、1対1、面)
スペインリーグのパルマというチームのオフェンスを見て行きます。
最初は次のようにクワトロの状態を構築します。
クワトロはサイを多く作ることに適していますから、フィクソの選手はボールを出すと
すぐに抜けます。
クワトロの状態では基本的に②、③は満たされていると考えてください。
①のボールホルダーの状態が良好であることも確認できるかと思います。
ここからクワトロのパス回しがスタートするわけですが、ここでボールを受けたもう1人のフィクソの選手は1個飛ばしのパスを選択します。
この1個飛ばしのパスを選択した瞬間に注目してほしいポイントは向こう側のサイドにいるアラが降りてくるアクションを既にしていることです。
これはもう一度動画を見ていただけるとか分かると思いますが、ボランチの動きをしようとしたように感じます。
そしてボールを持っていたフィクソはボールを受ける直前にこの降りてくるアラを視認しています。
これが次の抜ける動きへの布石となります。
さて、改めて1個飛ばしの選択をした後に目をむけましょう。
1個飛ばしのパスをボールホルダーがトラップした瞬間はまだ余裕がなんとかあることが分かるかと思います。
よって①はギリギリセーフですね。
因みにこの時にボールを止めてしまうと一瞬で詰まります。
ここでしっかりと中トラップができていることで①がクリアされます。
次にスペースですが、最初に抜けた選手が裏のスペースを一旦は埋めます。
が、すぐにサイドへとはけていく様子が分かるかと思います。
これはクワトロのローテーションにおいては非常に基本的なことになってきて、このように循環のスピードを速めることで裏のスペースがあきやすくなったりパスコースを確保しやすくなります。
したがって次のように裏のスペースが空き、②もクリアです。
そして最後の1個飛ばしのパスコースの確保ですが、先程の布石を思い出してください。
アラの選手がもう降りてきているので抜ける瞬間には既に1個飛ばしのパスコースが確保されることになります。
ということで③もOKですね。
したがってこのフィクソの選手は抜けることを選択します。
ここで相手ディフェンスに穴が生じます。
前の選手はゾーンディフェンスと考えて次のようにマークを受け渡します。
一方で後方の選手はマンツーマンと考えて降りて行ったアラについていこうとしました。
この結果先程抜けた選手は一気にフリーになることができました。
これを見逃さず、ボールホルダーがすかさずスルーパスを出して勝負ありです。
クワトロからの崩しの典型的なパターンとなっているかなと思うので、割と分かりやすいのではないかなと思います。
それにしてもどうしてこのような守備側のエラーが起こったのかは、非常に興味深い点ですね。
ここからは私の推測になってしまいますが、マークの受け渡しは基本的にプレスの強度によって判断するらしいです。
これは私が実際にトップレベルの指導を受けたことが無いのでインターネットや本などで仕入れた情報となってしまうのですが。
こちらのブログの記事に書いてあるのが主な根拠となっています。
ちなみにこのブログも有益な情報があるので、是非興味のある方はご覧になってみてくださいね~。
で、要はこのプレスの強度の判断が前方の選手と後方の選手でずれてしまったのかなと思います。
ということでクワトロ編は以上になります。
本当に一瞬の出来事なので、どうしても「上手く崩せたね」であったり「なんかマーク外れちゃったね」であったりとなんとなくで終わらせてしまいがちな部分ですが実はこのように細かい駆け引きが非常に詰まっています。
これが私が考える戦術的に観たフットサルの醍醐味かなと思います。
これで「その時、何故彼らは抜けたのか」シリーズは終了としますが、是非自身がプレするときや観戦したときぬ「抜ける動き」というものにしっかりとフォーカスを当ててみてください。
きっとフットサルがもっと面白くなるんではないのかなと思います。
読んでいただきありがとうございました。(=゚ω゚)ノ
次回はこの前エルについて聞かれたので、エルの記事を書こうかなと思っています~。
その時、何故彼らは抜けたのか (2)
こんにちは~。
グロッケンです!(謎の自己紹介)
最近いつも思うのですが、私に質問をくださるのは非常にありがたいのですが質問する相手間違えてないか?って言う(笑)。
巷には在原さんやれうすさんやその他諸々私よりフットサルを分かっている方が質問箱を設けていますから、是非そちらの方々にも聞いてみてくださいね。
私は本当に趣味でフットサルの動画をたくさん見てるだけの大学生ですから。
もちろん、ちゃんと全力で答えているつもりではありますがやはりプレーの経験の浅さなど色々と駄目な点もございますので。
まぁ、何人かに同じ質問をしてその回答の違いを見比べるなんてことをしてみても良いかもしれませんね~。
さて、「抜ける」ことについての考察記事第2弾でございます。
今回も具体的な状況を見て行こうと思いますが、前回紹介した3原則を皆さん覚えていますでしょうか?
①ボールホルダーへのプレッシャーの弱さ
②スペースの存在
③1個飛ばしのパスコースの確保
でしたね。
これらを念頭にまた色々と見て行きましょう~。
因みにこの3原則は私が適当に思いつくまま書いただけなので、別に通説がその3つというわけではありませんからご理解の程を。
(3)ダイヤモンドのアラのサイ
定位置(ダイヤモンド、フィンタ、サイ、1個飛ばし、サイ、1個飛ばし)
この動画では2回のサイが行われています。
まず、1回目は次のように自分の前に偽ピヴォがいることを確認してから行われています。
これは③の1個飛ばしのパスコースを確認したことに等しいです。
また、同時にもとの形がダイヤモンドであることを知っているこのアラの選手はもともとピヴォがいた中央にスペースがあることも確認したことになります。
これが②のスペースの確認ですね。
それを確認するとアラの選手はフィクソの選手へパスを戻します。
ここで相手のピヴォがそこまで食いついきていないのが分かりますね。
①も満たされています。
したがってこのアラはサイを選択します。
ここで1個飛ばしが行われます。
実はこのとき既に2回目のサイの動きの布石が打たれています。
1個飛ばしの後ディフェンスは次のようにマークチェンジを行いました。
したがってサイを行った選手がフリーの状況になっていることが分かるかと思います。
そのままこの選手はサポートに近い形で再び元のサイドレーンへと流れてきます。
これが③の1個飛ばしのパスコースの予測につながります。
これを確認したボールホルダーは再びフィクソへボールを戻し①のボールホルダーの状態を確認してサイを選択します。
今度はディフェンスはマークをずらさずにそのままついていったため、次のように1個飛ばしのパスによりフリーでボールを受けることができました。
定位置(ダイヤモンド、エイト、カーテン、サイ、2枚抜け、1個飛ばし、バックカット、カットイン、ミドルシュート)
この場面は割と珍しいシーンになるかなと思います。
まず、システムとしては次のようなダイヤモンドがスタートになっています。
ここからエイトのような形でフィクソがアラに対してカーテンのサポートを行います。
ここでエイトならばこのアラが残って1個飛ばし用のパスコースを確保するのですが、ここではアラは抜けることを選択しています。
そんなことをしたらパスコースがなくなって危ないじゃないかと思われるかもしれませんが、今回このアラがサイを行ったときにはしっかりとリスク管理もできた状態だったと思われます。
一番大事な要素である①のボールホルダーの状態ですが、次のようにフリーであることが確認できるかと思います。
また、ここでボールホルダーに対してプレッシャーが強くても実は①の条件は満たされていると判断する場合があります。
その理由は相手ディフェンスが「フロート」という守備戦術を取っているからです。
フロートに関してはまた詳しく述べることがあるかと思いますが、簡単に言えば次のように少しリスク管理をするようにボールから離れた位置を取ることを指します。
これによって実はカーテンのアクションを行った場所で2対1の数的有利が存在することが分かるかと思います。
したがってここで単発の激しいプレッシャーが来てもボールホルダーが危ないという判断には至らないこともあります。
さて、①は良いとして次は②のスペースの存在と③の1個飛ばしパスコースの確保ですね。
実はこれらは同時に満たされることが確認できます。
それはピヴォの位置ですね。
ピヴォが次のようにサイドへはける姿が確認できるかと思います。
これは中央付近にスペースを生むことに加えて1個飛ばしのパスコースも創出する動きになります。
したがってアラの選手はサイを行うという判断を行いました。
(ただ、解釈としてはアラがサイを行ったのでピヴォがサイドへ降りてきたと考えることも可能)
ここで、アラの選手は相手ディフェンスの背中側を通るようにサイを行っていることが分かるかと思います。
相手のアラは一瞬マークチェンジを図ろうとしますが、慌てて自分のマークを後ろから追いました。
背中を抜けたもともとの自分のマークがフリーになったかもしれないと思ったのでしょうね。
相手のフィクソはマークを受け渡すつもりだったので、サイドに流れたピヴォの選手はフリーでボールを受けることに成功します。
サイの効果がはっきり表れたシーンかなと思います。
余談ですが、1個飛ばしのパスを出した選手はパラレラを狙うような動きをします。
これは自分のマークが少し食いつき気味だったので、上手くいけば振り切れると考えたのでしょうね。
また、ボールホルダーがフリーに近い状態であることを確認してケブラパラレラを行っていることも分かるかと思います。
これは結果的にパラレラにはつながりませんでしたが、抜けるというアクションとしてはかなり良い決断だったかなと思います。
ということで今回は以上となります。
いかがだったでしょうか?
是非実際のプレーに役立てていただければなと思います。
次はクワトロについて見て行こうかなと思います。
もうしばしお付き合いを!
(最近忙しいのでブログの方は更新が不定期になってしまいますが、ご了承ください。
あと、エントレリネアスのまとめ動画も頑張って作っているのでもう少し待ってください~。
そんなすごいのを作っているわけではないのですが、いかんせん色々と忙しい・・・。)
その時、何故彼らは抜けたのか (1)
こんにちはー。
最近イニエスタが来日するという噂でツイッターなどが賑わっていますね。
来日したら是非一度は見てみたいですね。
イニエスタとポドルスキのコンビとかどこのビッグクラブやねん。(°_°)
イニエスタのプレーを見ていると本当にさりげないうまさが際立っていて、もう素晴らしいとしか言いようがないですよね。
出来る限り現役を続けて、引退後もしっかり活躍していったほしいですね〜。
さて、今回はタイトルのとおり「抜ける」ことに焦点を当てていきます。
今回も次のような質問にお答えする形で記事にしました。
分かりました!
— グロッケン(桐灰) (@giriguro) 2018年5月6日
頑張って書いてみます!
最近ブログ更新がちょっとしんどい(笑)。
私生活もあるので、なかなか時間も割きにくいんですよねー。
まあでも頑張ります!
早いうちに書けるように頑張ります。 #peing #質問箱 https://t.co/OZFGHx8qbW pic.twitter.com/SNyNE41S5A
抜ける基準というものがどうなっているのか、原則的な部分を紹介してから具体的な場面を切り取って見て行こうと思います。
(0)原則
どんなときに抜けることが良いのか、大まかな基準のようなものを紹介していこうと思います。
①ボールホルダーの状態
ボールを保持している選手の状態は非常に大事な要素となってきます。
何故なら抜けるという行為は一時的にパスコースが1本消えることになり、強いプレッシャーを受けている状態では致命傷になり得ます。
②スペースの存在
スペースが無い方向に抜けてしまっても味方の選手と被ってしまい、パスコースが死んでしまうことになります。
したがって、このスペースを突くことを意識して抜けることが大切になってきます。
③1個先まで見えているか
サイの際も話しましたが、抜ける動きは1個飛ばしとほぼセットだと考えてください。
つまり抜ける動きをした際にその先にパスラインが見えておかなければなりません。
このパスコースを意識して抜けることができると良いですね。
大雑把にこのような要素を意識することが大事かと思います。
これらの点に注目して色々なパターンの抜ける動きについて見ていきましょう。
(1)ダイヤモンドのフィクソのコルテ
定位置(ダイヤモンド、コルテ、1個飛ばし、アラアラ、アイソレーション、アラ、正対、縦ずらし、シュートパス)
動画の冒頭部分の抜ける動きについて見て行きましょう。
まず、システムは次のようなダイヤモンドです。
ここでディフェンスに注目してほしいのですが、ピヴォ当てを警戒して逆アラが強く絞った状態になっているのが分かるかと思います。
この状態の時は1個飛ばしのパスが出しやすい状況と言えるでしょう。
ここで、①のボールホルダーの状態は大丈夫なのは分かると思います。
次に②のスペースですが、次の図から縦にスペースが存在していることが分かるかと思います。
これはピヴォが少しボールとは離れたサイドにいるからですね。
したがって、パラレラの動きが有効ということが分かるかと思います。
さらに、先程も述べましたがしっかりと③の1個飛ばしを受けることができる逆アラの存在も確認できるかと思います。
以上からこのフィクソの選手はコルテと呼ばれる抜け方を選択したと推測されます。
ほんの2秒くらいのプレーですが、このような要素が詰まっているんですね。
結果的にボールホルダーは逆アラへの1個飛ばしのパスを選択しました。
(2)ダイヤモンドのフィクソのバックカット
プレス回避(ダイヤモンド、バックカット、サイ、1個飛ばし、偽ピヴォ当て、オーバーラップの動き、カットイン、ミドルシュート、ファインセーブ)
動画の4秒辺りのフィクソが抜けたプレーについて解説します。
このプレーは実はたった2つの要素で抜ける動きの選択に至ったと考えられます。
1つは①のボールホルダーへのプレッシャー。
図を見てもらえば分かると思いますが、そこまでプレッシャーがかかっていない状態ですね。
そしてもう1つは、これは原則にはありませんでしたが、フィクソに対するディフェンスの食いつき具合。
これが非常に激しいのです。
実はこの2つの要素が成立した瞬間次のようにスペースを攻略することができるのです。
因みに、②のスペースはライン間がありますし、③の1個飛ばしのパスラインも次のようにしっかりと確保されていますね。
恐らく先程の2要素からフィクソの選手はバックカットと呼ばれる相手ディフェンスの背中を取るような抜け方を選択したと思われます。
何故出したら抜けると良いかと言うと、パスを出した後はこのような状況になっていることが多いからなんですね。
この選手はあくまで出したから抜けているのではなく、しっかりと相手ディフェンスやボールホルダーの状態を確認して抜けるという選択をしています。
是非そのような判断にも注目してみてください。
すいません、今回は以上となります。(/ω\)
いかがだったでしょうか?
抜ける判断をしたときの選手の頭の中を分かりやすく書いたつもりではありますが、伝わっているか心配です。
この調子でやっていきたいと思いますので、興味のある方は是非第2弾もお読みください!
逆アラは一体何ができるのか
こんにちは~。
遂にGWが終わってしまいました(泣)。
私は現在大学に通っているのですが、朝に弱いので本当にこの休暇明けは憂鬱です。
深夜はめちゃくちゃ元気なので、その元気を朝の自分に分けてあげたいですね・・・。
最近このブログや質問箱などをやっていると、分かっていたつもりでも改めて色々なことに気づかされたり新たな発見をしたりします。
やはり自分でアウトプットをしたり、他人の意見を聞くというのは非常に大切なんだなと感じました。
ブログを書き始めて1か月半ほど経とうとしていますが、頑張ってこれからも更新し続けて行きたいですね。
さてさて、今回のテーマはずばり「逆アラ」です。
というのも質問箱でこのような要望があったのですね。
読んでいただきありがとうございます!
— グロッケン(桐灰) (@giriguro) 2018年5月5日
ボールホルダーと同じチームの逆アラということですよね?
でしたら了解しました、頑張って書いてみます! #peing #質問箱 https://t.co/87GWVKZPkh pic.twitter.com/wDh1H2wVig
逆というのはボールを持ってるアラとは逆側にいるという意味の逆ですね。
ということでこの逆アラとしてのプレーにどのようなものがあるのか、パターン別に見て行こうと思います。
①バ
バ。
すいません、何のこっちゃら分かりませんね(笑)。
バっていうのはまぁ要は裏を取ることです。
フィンタの紹介の時などに少し話したかと思います。
で、もちろんアラがボールを持っている時に逆アラは裏を狙うことがあります。
今まで私はこれを普通のバと同様にバと呼んできました。
しかし、今回は敢えてこの逆アラが行うバについて特別にネーミングしましょう。
ずばり、「逆アラのバ」です!
はい、そのままですね・・・(笑)。
まぁ、これから普通のバと区別するという意味でもこの逆アラのバという名称を扱って行きます。
で、逆アラのバを図にすると次のようになります。
ここで普通のダイヤモンドの状態ですと、少し難しい要素があります。
それが相手のフィクソのカバーリングの存在ですね。
したがって次のように偽ピヴォダイヤモンドのような状態だと上手くいきやすいのではないかなと感じています。
この動きはパスの距離も長いので非常に難易度は高いかもしれませんが、一度成功すると大きなチャンスになる可能性もあるのでチームとして1つの形にしてみても良いかもしれません。
参考動画
②横ワンツー
ここからは逆アラがボールホルダーに近づくパターンを見ていこうと思います。
基本的にアラと逆アラの距離は遠いため、この逆アラが近づくことが多くなってきます。
逆アラがアラに対して近づいてくるとこのようになります。(この動きを私は逆アラの動きと呼んでいます)
ここでボールを受けるとエントレリネアス(ライン間でボールを受ける戦術)となります。
エントレリネアスからの展開は色々とあるのですが、それはまた別の機会にエントレリネアスを特集しようと思っているのでそれにお預けして今回は横ワンツーを代表例として紹介しようと思います。
横ワンツーといっても要はただのワンツーなので想像はつくと思いますが一応図示しておきます。
参考動画
プレス回避(バックパス、フィンタ、逆アラ、エントレリネアス、横ワンツー、フロート、インターセプト、カウンター、2対3、オーバーラップ、撤退)
③パラレラ
すっかりこのブログの常連となってしまったパラレラの登場です。
実はパラレラの記事でもこの逆アラが行うパラレラをカーブパラレラとして紹介していました(笑)。
ということで一応知っているかと思いますが、改めてポイントを説明すると次のようにパラレラの動きへ移行するときの方向転換とスピードの緩急が大事になってきます。
アラのディフェンスが中を切っていてワンツーが厳しそうなときなどに有効かと思います。
参考動画
④カーテン・ブロックといったサポート
これはエントレリネアス全般に言えることなのですが、よくライン間に入った後ボールがもらえずそこで止まったままになることがあります。
この時にレベルが高くなってくると次のようにブロック・カーテンといったサポートへと移行します。
したがってこれは逆アラがアラに近づいていくときになるべく頭の中に入れておきたい事項かなと思います。
参考動画
クワトロによる崩し(サイ、逆アラ、3人旋回、カーテン、1個飛ばし、3人目の動き、中央パラレラ)
⑤1個飛ばし
これが最後になりますが、先程までの近づく形とは少し違うパターンを紹介しようと思います。
このパターンでは基本的に逆アラは動きません。
少し落ちるかもしれませんが。
これに関しては逆アラが能動的に行うというよりはフィクソの動きを見た上での判断となります。
図で解説していきましょう。
次のようにダイヤモンドの状態を想定します。
ここで、フィクソが抜けます。
私はこれを主にコルテと呼んでいます。
相手のディフェンスがもしついていけば次のように一気に逆アラへのパスコースが空きます。
これを狙ってパスを出すことが今回の逆アラに対する1個飛ばしとなります。
1個飛ばしに関してはかつてサイの記事で話したので、そこからの展開は是非そちらを見て考えていただきたいなと思います。
参考動画
プレス回避(偽ピヴォ、コルテ、1個飛ばし、偽ピヴォ当て、外側ターン)
ということで今回の記事については以上となります。
いかがだったでしょうか?
逆アラはよく考えがとまってしまいがちではありますが、今回のように様々なパターンを頭に入れて常に考えて動けるようになりたいですね。
質問者さん、どうでしたでしょうか?
また何かあれば言っていただければと思います。
ここまで読んでいただきどうもありがとうございました。(/・ω・)/
ベクトルで相手を惑わせる「コントラピエ」
こんにちはー。
最近めっちゃ質問くださってありがたい限りです。
中には友達からのネタとかありますが(笑)。
その中でたまにブログでこれを解説してくださいーというものがあるのですが、実はネタがだんだん減ってきていてそういう意味では非常にありがたいです(笑)。
頑張ってお応えしていこうと思うので、是非お気軽に質問箱から要望してください〜。
なる早で記事書きます(笑)。
さて、今日のテーマ「コントラピエ」ですがこちらも中トラップやアラコルタといったのと同様にトラップに焦点を当てた個人戦術です。
出たベクトル(笑)と思われるかもしれませんが、このコントラピエは本当にベクトルが肝になってくるので是非解説の方もしっかり見ていただきたいなと思います。
コントラピエは日本では別名トンパと呼ばれています。
まぁ、こちらの呼び方を実際にしている方はあまり多くはありませんが。
このコントラピエなんですが、私は「中トラップ」とセットで習得しておくべき個人戦術だと考えています。
中トラップって何やねん!って方はこちらをご覧ください
では、実際にこのコントラピエについて見て行こうと思います。
コントラピエの仕組みはいたってシンプルです。
足技等は一切必要ありません。
まず、次のようにボールをもらいます。
このときにボールをもらう前からベクトルをしっかりとボール方向に向けておいてください。
つまり、実際のボールをトラップする位置は少し内側になります。
ここで、相手はこの動きに対して中トラップを警戒します。
中トラップというのは非常にシンプルなのですが、これだけで相手は簡単にはボールを取ることができなくなり強度を高める必要性が出てきます。
守備の強度が高くなるということはその分かけるベクトルも大きくなります。
したがって中トラップの態勢に入るとその動きについていくために自分のベクトルも同方向へと寄せるのです。
これを逆手に取るのがコントラピエなのです。
なんとなく分かりますでしょうか?
中トラップは次のようにトラップも内側へとベクトルを向けます。
一方でコントラピエは一気にこのベクトルを逆向きへと持っていきます。
とはいってもいきなり方向転換した状態でボールを運ぶことは不可能です。
したがって最初はトラップ時にベクトル0にする、つまりボールを止めて自分も静止します。
すると相手は急には止まれず、もともと持っていたベクトルの方向へと流されてしまいます。
この間に自分のベクトルを縦に向けます。
そして、相手がついてこれない間に縦突破を図る。
これがコントラピエです。
参考動画
動画で観るとあっさり抜いているように見えますが、ディフェンスが軽いのではなくそのようなベクトルを巡る駆け引きの結果なわけです。
動画でも出てきましたが、このコントラピエはサイドでアラが貰う時だけでなく次のように中央のフィクソが行うことも可能です。
また、縦に突破する際はダブルタッチを行うことで相手の足に引っかからないようにしている選手が多いように感じます。
他にも一瞬中にトラップしてからアウトサイドで切り返して縦に行くということをする選手もいますが、これも一種のコントラピエかと思います
是非得意な形を見つけてみてください。
ということで今回の記事は以上になります。
今までは割と長いやつを書いていたので短く感じますね。
まぁ、本来情報量っていうのはこれくらいに抑えておくべきなんでしょうけど(笑)。
コントラピエ、いかがだったでしょうか?
私はプレスに負けずにしっかりと自分のプレーをできる能力のことをプレス耐性と呼んでいますが、この中トラップとコントラピエをしっかりと理解しておくことができればプレス耐性は格段にあがるのではないでしょうか?
是非このトラップ時の駆け引きにも注目してみてください!
2-1-1システムの攻撃法について考察してみた(2)
こんにちはー。
ゴールデンウイークの真っ只中ですね〜。
大阪の高槻ではこの時期に高槻ジャズストリートっていうものが開かれており、非常に賑わっております。
お近くにお住まいの方は是非いらしてみてくださいー!
さて、2-1-1システムについての考察記事第2弾でございます。
前回は逆Yに焦点を当てて話してきましたが、今回は「L字」です。
このL字については木暮監督が率いていた(昨シーズン限りで辞任)シュライカー大阪を主に参考にしました。
とはいっても、やはり他のチームではあまりこのL字を利用した攻撃法は見られず非常に苦戦しております。(/ _ ; )
今回もあくまで参考がてらにお聞きいただきたいなと思います。
(2)L字
L字型はこんな感じのシステムとなっています。
左右非対称が特徴です。
①2列目のボランチ
恐らくL字型のフォーメーションを利用する場合はこのボランチが主軸になってくるかと思います。
ボランチというのはこういう感じのやつでしたね。
このボランチに関しては以前説明させていただいので省かせてもらおうかなと思います。
まだ見ていない方は是非こちらをご覧ください。
参考動画
クリアランス(L字、ボランチ、ボディフェイク、縦突破、疑似カウンター)
L字型のフォーメーションでは片方のサイドに大きなスペースがあることが分かるかと思います。
したがって、そのスペースを利用してアイソレーションとすることも可能です。
参考動画
スタートはダイヤですが、途中からL字になっていることが分かるかと思います。
アイソレーション(アラ、正対、縦突破、サイドシュート、ゴール、マリノヴィッチ)
③サイからの1個飛ばし
これはボランチからの展開に少し似ていますが、次のように2列目の選手がサイで抜けることによって1個飛ばしのパスを出すことが可能になります。
さらに次のように3人目の動きを狙っていくことも可能かと思います。
参考動画
少し違いますが参考までに。
定位置(偽ピヴォ、ボランチ、サイ、ピヴォ当て、シュートパス)
④縦ブロック
これに関してはあくまで私個人の頭の中での想像なので、本当にあてにしないでください(笑)。
ボランチの要領で2列目から3列目に降りるのですが、そのときにボランチの動きではなく縦にブロックします。
そこで相手のカバーリングが食いついてくればピックアンドロールを行います。
ピックアンドロールに関して詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
例えばですが、偽ピヴォまで絡めると次のような3人目の動きを利用することも可能かと思います。
これは完全に私が頭の中であくまで理論上できるな、と思っただけのものですので上手くいくかどうかは分かりません(笑)。
すいません(笑)。
参考動画
失敗していますが似たような形のものを見つけました(笑)。
プレス回避(ダイヤモンドからクワトロへ、バックパス、ピサーダ、ロングパラレラ、切り返し、パウサ、縦ブロック、奪取、カウンター、1対2)
⑤偽ピヴォのプエルタアトラス
また意味が分かんない単語が出てきましたね(笑)。
あんまり気にせず、また今度機会があれば解説させていただこうと思います。
とにかくアイソレーションの時も話しましたが、片方のサイドはスペースが大きく空いています。
したがって次のように偽ピヴォがそのスペースに顔を出す形でボールを受けることが可能になります。
これをプエルタアトラスと呼んでいます。
なんとなく分かっていただけるのではないでしょうか?
これは別にL字に限らず偽ピヴォにとって必要なスキルとなってきます。
非常に緻密な駆け引きのもとで成功する戦術ですので、今度観戦するときは是非偽ピヴォの動きに注目していただきたいですね。
参考動画
動画の名前はプルエタアトラスになっていますが、これは間違いです(笑)。
昔、間違って覚えていました。
⑥3列目からのパラレラ
片方のサイドにあるスペースの活かし方は他にも存在します。
その1つがパラレラです。
パラレラについて分からない人は次の記事を読んでみてくださいね。
これはスペースがもともと存在しているのでロングパラレラ、つまりトップスピードで走り込めば相手が対応するのは意外に難しいのではないかなと思います。
また、逆サイドで選手が孤立してしまったときの対処法にもなるかと思いますので、もしL字をやっていくのならば頭に入れておきたいパターンかなと思います。
参考動画
全然L字ではないのですが、似たような形からのパラレラだったので参考になるかと思います。
プレス回避(クワトロ、中トラップ、ロングパラレラ、疑似カウンター、シュートパス)
⑦2枚抜け
よく見られる形としては次のように2枚抜けをすることで一気に偽ピヴォへのパスコースを空けるというものがあります。
特にクリアランスでL字を作るときに有効だと思います。
また、2枚抜けの際に3列目の選手が次のようにカーテンのような形で入ってあげるとよりやりやすくなるかと思います。
参考動画
1個目の動画はL字ではありませんが、パターンとしては似ているので。
定位置(ダイヤモンド、エイト、カーテン、サイ、2枚抜け、1個飛ばし、バックカット、カットイン、ミドルシュート)
クリアランス(2枚抜け、サイ、偽ピヴォ当て、軸裏パス、フィクソのカット)
ということでL字に関しては以上となります。
いかがだったでしょうか?
逆Y・L字共に意外とパターン自体はたくさんあったかと思います。
実際の試合での取捨選択は必要ですが、このようなパターンがあるんだなぁと頭の中に入れておくことに害はないので是非記憶にとどめていただけると嬉しいです。
質問者さん!
こんな感じで良かったでしょうか?(笑)
是非参考にしていただければ嬉しいです。